中学受験で注意したい塾選びのコツとは!

私の息子たち現在小5の双子ですが、小さなころから中学受験を考えていました。

というのも、高校受験で勝ち抜けるような努力と根性もなさそうだから。

決して名門校を狙おうなんてことは考えていません(笑)

それでも、最近は中高一貫や中高大一貫の学校が増えてきた関係で、大学の進学実績がそこそこの学校に入るのも少数精鋭で難しくなっています。

今回は中学受験で注意したい塾選びのポイントを解説いたします。

行かせたい!最大手の有名塾

通常、中学受験の準備を始めるならば、小3の2月がリミットと言われています。

つまり、小4になる2か月前ということですね。

最初に塾を選ぶ際、どうしても子どもに対する期待が大きくなってしまい、有名中学を目指そうと進学実績の高い有名塾にいれたくなりがちですが、これは大きな間違いで子どもの性格を慎重に考えなければなりません。

一般的に中学受験で希望する中学校に行ける子どもは全体の2割程度と言われています。

いわゆる有名な最大手の塾は子どもの人数も多く、それだけ勉強ができる子も多いですが、サポートは御三家を狙える上位クラスの子どもを中心に手厚く、下位クラスになると講師も大学生のアルバイトだったり、熱心さがいまいち欠けている校舎もあったりすると言われています。

最大手の塾は子どもの人数が多いので、それだけ御三家や準ずる有名校に合格する人数も多いため親の私たちも期待してしまいます。

しかし、大手塾はそれだけ親のフォローの必要性は増大します。

子どもの性格と親の許容量

お金に余裕のあるご家庭は小4からお弁当が必要な塾もあったり、送り迎えがあっても外注すればいいとお考えになるかもしれません。

しかし、それ以外にも親の役目は数多くあります。

うちは、当初最大手の塾SAPIXに通塾していましたが、お弁当を作らなくていいのはよかったです。

しかし、それ以上に辛かった・・・。

特に、SAPIXの問題は高度で宿題の量も多く、問題のファイリングなど、親のサポートも親のサポートも増大。

小4から小5のはじめくらいは親が勉強を教えたり、採点しなければならないことも…。

有名塾の問題はかなり難しいこともあるので、教えるのも大変。
では、塾の先生に教えてもらおう!としても人数の多い塾であれば順番待ちが長くて帰りがおそくなることも。。。

そもそも並ぶのが面倒くさくて帰ってきてしまうお子さんもいるかもしれません。

とにかくしっかりしていて、問題を解くことから採点、解説の理解までできるようなお子さんは問題ないですが、大多数の子どもは言っても小学生、まだまだ親の支えが必要です。

遊びと勉強などのメリハリのつけられるお子さんであればいいですが、そうでない場合は非常にきびしいです。

また、塾の勉強スタイルがお子さんに合っていない場合も厳しいです。

転塾をする勇気

SAPIXの扱っている問題は非常にいい問題ですし、進学実績もいいですが、うちの息子たちにはハードルが高すぎました。

出来る子が多く、毎月の試験でクラス替えもあるので、一喜一憂してしまうことが多く、本人たちのやる気がそがれることも多かったです。

小4のころクラスが落ちて旅行先で泣き出してしまったこともあったなぁ…。

幸い徒歩圏内に大手の中学受験塾が乱立している駅周辺に住んでいるので、面倒見のいい塾に転塾したところ、そこが合っていたようで頑張るようになってくれました。

SAPIXとは違い、人数も少なめだったので、偏差値も上がりやすく、超有名校を目指しているわけではない私たちにとっては自信にも繋がりました。

しかし、転塾は私たちにとっても、子どもたちにとっても非常に勇気のいる決断でした。

一度転塾すれば、SAPIXのようなレベルの高い塾の入塾テストに合格することもついていくこともかないませんし、SAPIXを辞めること=都落ちするというイメージもあったからです。

SAPIXの授業についていくために個別指導塾にも通ったりしたのですが、これもまったく意味がありませんでした。

個別に通塾する時間と労力そして、週1回1時間の授業では何もみにつかなかったんですねぇ~(笑)

とにかく塾との相性は子どもの性格によるところが大きいなと思いました。

特にうちの双子の兄弟でも片方は集中力もやる気もあまりない方で、毎日のように私と勉強するしないで格闘していますが、(笑)

もう片方の方は志望校に向けてのやる気も集中力もある程度あるほうで、ほっておいても勉強してくれます。

転塾に二の足を踏んでしまう親御さんもいらっしゃるでしょうが、目標は子どもの志望校合格、ひいては子どもの将来の成長と幸せのために中学受験をしているということを忘れないでほしいと思います。

私たち家族も、場合によっては中学受験をやめるという覚悟ももちあわせるようになりました。

最初始めたばかりの時は子どものためでなく、親のプライドが勝っていたように思います。

時間が経つにつれ、子どもだけでなく、親の成長も促してくれる中学受験。

経験してみて得るものはきっとあるでしょう。

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